綾傘鉾からのお知らせ


宵山から山鉾巡行までのハイライトをお届けします!(山鉾巡行編①)

お待たせしました!前回の宵山ハイライトに続いて、山鉾巡行当日のハイライトをお届けします!

①山鉾巡行に登場する傘二つ

前日の日和神楽の効果は抜群!早朝から清々しい青空が広がり、風も涼やか。
山鉾巡行当日は、朝早くから山鉾巡行の準備に取り掛かります。
稚児の化粧部屋のセッティングや、巡行参加者の衣装の運搬など・・・細部に至るまで綿密な準備が欠かせません。

②棒振りを務めるお兄さん達と、お稚児さん達。衣装を着る方、着付ける方々の特に早い朝☀

保存会メンバーは連日の疲れも残っていながらも、鉾建てまで手際よく済ませていき、宵山中には見ることのできなかった合羽がない綾傘鉾が姿を現しました!

③雨合羽を取り除いた綾傘鉾。晴れ姿。

今年の綾傘鉾は傘鉾弐番、全体の巡行順でいうと15番目です。今年も巡行には佛教大学の学生がボランティアとして参加してくださいました。

④佛教大学学生ボランティアの皆さん。和やかでいて、少し緊張もしているような。
⑤囃子方は山根会長指示のもと、出発前の最終打合せを行います。重要な時間です。

各自が衣装に身をまとうと、一気に気が引き締まります!
大原神社にて本殿に参拝をし、巡行への奉仕の誓いと無事を願います。

⑥大原神社本殿を参拝。巡行への奉仕と成功を祈ります。
⑦いざ、鉾町を出発! 綾傘鉾の巡行列は全山鉾中で最長級を誇ります。

山鉾巡行は巡行順が7月2日のくじ取り式で決まっているため、出発直後や他の山鉾の辻回しなどで待機時間が発生します。待機時間が長くなる場合には、稚児や棒振り・太鼓方は相引(あいびき)という簡易の椅子に着座しています。

⑧相引に着座する棒振りと巡柱。待つ姿にも貫禄があります。
⑨対してお稚児さんは凛々しくもかわいらしいです。

四条烏丸を出発し、四条河原町、河原町御池、新町御池を経由して町内に戻る巡行ルートですが、どの通りを巡行しても見え方が変わるのが魅力的です。

⑩「ソーレ!」「マーダ!」掛け声とともに、お囃子をしながら進む囃子方達。

出発後、くじ改めの場では正使が素晴らしい所作で立派に務めてくれました。

⑪見事な所作の正使。

その後、棒振り囃子の奉納をし、四条寺町の御旅所で拝礼と再び棒振り囃子の奉納が行われました。

⑫くじ改め場での棒振り囃子奉納

次回は「山鉾巡行編②」です!お楽しみに!!

【写真提供者一覧📸】
①、⑤、⑧:岡田 昌朗(綾傘鉾囃子方)
②~④、⑥、⑦、⑨~⑫:舟田 サトシ(綾傘鉾広報)