綾傘鉾からのお知らせ

お知らせ

2023年7月7日 稚児社参が行われました

綾傘鉾保存会では、7月7日に稚児結納の儀並びに社参の儀を八坂神社にて執り行いました。

稚児社参は、常磐新殿での稚児結納の儀(非公開)、並びに八坂神社本殿での社参の儀が行われる極めて重要な行事です。稚児結納の儀では、稚児父兄による口上が述べられ、粛々と次第が進められました。稚児結納の儀の後、八坂神社本殿での社参の儀へと移ります。

①稚児父兄による口上が述べられます

京都は夕方頃から雨予報となっていましたが、本殿での神事後に行うお千度の儀まで、雨に降られることなく無事に終えることができました。八坂の大御神のお力添えでしょうか。

②八坂神社本殿にて御守りなどを賜ります
③お千度の儀

稚児6名は、本日をもって正式に綾傘鉾の稚児として祇園祭にご奉仕いただくこととなりました。17日の山鉾巡行でも立派に役目を果たされると期待しております。

④全体の集合写真

また、暑い中でしたが、多くの方に八坂神社境内にて見守っていただけました。お千度の儀を滞りなく終了するため、通路の確保などご協力をいただきありがとうございました。

⑤稚児社参の様子

【写真・動画提供📷】
①~③:奥山京助(綾傘鉾保存会関係者)
④:三宅徹 氏(写真家)
⑤:奥山裕之(綾傘鉾保存会)


新授与品・グッズのご紹介~第2弾~飾り扇と扇子

お待たせいたしました!今年綾傘鉾保存会より新たに発売される授与品・グッズのご紹介第2弾です。
今回は扇(飾り扇)と扇子(2023年版)のご紹介です。

【飾り扇】

扇:5,500円(税込)

初めにご紹介するのは、扇(飾り扇)です。これまで綾傘鉾保存会より発売していた扇は洛中洛外図屏風がデザインされていましたが、今回はデザインを一新し、綾傘鉾の棒振り囃子や傘鉾が描かれたデザインとしました。
染色作家の内藤英治氏に描いていただき、扇とした授与品です。
なお、飾り扇子のため飾り台付きとなります。
ご家庭に飾っていただき、祇園祭の雰囲気を味わってはいかがでしょうか?

【扇子(2023年版)】

扇子(2023年版):3,000円(税込)

続いてのご紹介は、扇子(2023年版)です。こちらは扇とは異なり、手持ち扇子となるため、日常的にご利用いただけます。 ムシムシと暑いこの時期にいかがでしょうか?
こちらも扇と同じく染色作家の内藤英治氏に描いていただき、扇子とした授与品です。扇子は毎年デザインを変えて販売しておりますが、今年は棒振り囃子が描かれたデザインとなりました。

扇子は京都の伝統工芸品のひとつで、江戸時代(17~19 世紀)には、「京扇子」としてブランド化されました。 販売期間は7月14日~16日の限定となりますので、この機会にぜひお買い求めください。
なお、いずれも数量に限りがございますので、完売の際はご容赦ください。

■デザイナー:内藤英治(染色作家)https://kogei.kyoto/artists/naito_hideharu.html

新授与品・グッズのご紹介は第3弾に続きます。お楽しみに!


2023年7月4日 「NHKニュース630京いちにち」にて生放送があります。

本日夕方に「NHKニュース630京いちにち」にて、綾傘鉾が取材を受け、その様子が生放送されます!
 
■放送日時:7月4日(火)18:30~19:00
※生放送の時間:18:45~18:55
■番組:NHK G・総合(京都府向け)
https://www.nhk.jp/p/kyoto630/ts/4QJ6WKMJ53/
 
番組では佛教大学の八木 透先生が出演され、祇園祭と綾傘鉾について解説のほか、スタジオと善長寺町(綾傘鉾の鉾町)の大原神社の様子を中継してお送りします。
綾傘鉾囃子方によるお囃子演奏の様子も放送予定ですので、皆さま是非ご覧ください!

①7月に入った綾傘鉾町(大原神社)

【写真提供一覧📸】
①岡田 昌朗(綾傘鉾囃子方)


2023年7月2日 くじ取り式が行われました

2023年7月2日(日)に京都市役所におきまして、山鉾巡行の巡行順を決めるくじ取り式が行われました。
くじ取り式は、室町時代に山鉾が巡行する順を巡って争いが絶えなかったことから始まったとされています。
今年も粛々と行われ、無事に全山鉾の巡行順が決定いたしました。

くじ取り式の結果、今年は、綾傘鉾は「傘鉾弐番」として巡行することが決定しました。
全体では15番目となりますので、 前祭の巡行中盤を大いに盛り上げたいと思います!
なお、前祭の巡行順は次のとおりとなっています(数字は算用数字で表記しています)。

2023年山鉾巡行順番(前祭)綾傘鉾保存会 作成版

ところで綾傘鉾は『傘鉾』と呼ばれる形態ですが、傘鉾は全34基ある山鉾の中でもわずか2基しかないことをご存知でしょうか。
もう1基の傘鉾は四条傘鉾で、毎年くじ取り式では「傘鉾壱番」「傘鉾弐番」のどちらかを引くことになります。全体の巡行順では7番目か15番目のどちらかになります。今年の場合は、四条傘鉾が7番目、綾傘鉾が15番目です。
毎年どちらになるのか、今後もご注目ください!


2023年7月1日 吉符入りの儀を執り行いました。

7月1日(土)、大原神社にて吉符入りの儀を執り行いました。

天気も心配されましたが、今年も八坂神社神職による祝詞奏上や保存会関係者による玉串奉奠などがあり、無事に吉符入りが終了いたしました。

祇園祭は本日より7月31日(月)の疫神社夏越祭までの1ヶ月に渡り、7日(金)の稚児社参や17日(月・祝)の山鉾巡行など様々な神事・行事が執り行われます。

綾傘鉾保存会では、祇園祭の神事を粛々と行わせていただき、皆様の無病息災を心から祈願いたします。