綾傘鉾からのお知らせ

お知らせ

御旅所奉納囃子を行います!

7月22日(金) 19:00~20:00の間、綾傘鉾囃子方保存会が四条の御旅所で奉納囃子(祇園囃子)を行います。
短い時間ではありますが、囃子方一同心を込めて奉納をいたしますので、お近くをお通りの際は是非耳を傾けて頂ければ幸いです。宜しくお願いいたします。

【日時】2022年7月22日(金)19:00~20:00

【場所】八坂神社 四条旅所本殿(西殿)前(下京区)
https://maps.app.goo.gl/mRwtawbNFVPdGTwd6

※「棒振ばやし」の披露はいたしません。


宵山から山鉾巡行までのハイライトをお届けします!(山鉾巡行編①)

お待たせしました!前回の宵山ハイライトに続いて、山鉾巡行当日のハイライトをお届けします!

①山鉾巡行に登場する傘二つ

前日の日和神楽の効果は抜群!早朝から清々しい青空が広がり、風も涼やか。
山鉾巡行当日は、朝早くから山鉾巡行の準備に取り掛かります。
稚児の化粧部屋のセッティングや、巡行参加者の衣装の運搬など・・・細部に至るまで綿密な準備が欠かせません。

②棒振りを務めるお兄さん達と、お稚児さん達。衣装を着る方、着付ける方々の特に早い朝☀

保存会メンバーは連日の疲れも残っていながらも、鉾建てまで手際よく済ませていき、宵山中には見ることのできなかった合羽がない綾傘鉾が姿を現しました!

③雨合羽を取り除いた綾傘鉾。晴れ姿。

今年の綾傘鉾は傘鉾弐番、全体の巡行順でいうと15番目です。今年も巡行には佛教大学の学生がボランティアとして参加してくださいました。

④佛教大学学生ボランティアの皆さん。和やかでいて、少し緊張もしているような。
⑤囃子方は山根会長指示のもと、出発前の最終打合せを行います。重要な時間です。

各自が衣装に身をまとうと、一気に気が引き締まります!
大原神社にて本殿に参拝をし、巡行への奉仕の誓いと無事を願います。

⑥大原神社本殿を参拝。巡行への奉仕と成功を祈ります。
⑦いざ、鉾町を出発! 綾傘鉾の巡行列は全山鉾中で最長級を誇ります。

山鉾巡行は巡行順が7月2日のくじ取り式で決まっているため、出発直後や他の山鉾の辻回しなどで待機時間が発生します。待機時間が長くなる場合には、稚児や棒振り・太鼓方は相引(あいびき)という簡易の椅子に着座しています。

⑧相引に着座する棒振りと巡柱。待つ姿にも貫禄があります。
⑨対してお稚児さんは凛々しくもかわいらしいです。

四条烏丸を出発し、四条河原町、河原町御池、新町御池を経由して町内に戻る巡行ルートですが、どの通りを巡行しても見え方が変わるのが魅力的です。

⑩「ソーレ!」「マーダ!」掛け声とともに、お囃子をしながら進む囃子方達。

出発後、くじ改めの場では正使が素晴らしい所作で立派に務めてくれました。

⑪見事な所作の正使。

その後、棒振り囃子の奉納をし、四条寺町の御旅所で拝礼と再び棒振り囃子の奉納が行われました。

⑫くじ改め場での棒振り囃子奉納

次回は「山鉾巡行編②」です!お楽しみに!!

【写真提供者一覧📸】
①、⑤、⑧:岡田 昌朗(綾傘鉾囃子方)
②~④、⑥、⑦、⑨~⑫:舟田 サトシ(綾傘鉾広報)


宵山から山鉾巡行までのハイライトをお届けします!(宵山編)

2022年の前祭も無事に終了し、綾傘鉾保存会も前祭としての役目を無事に果たすことができました。多くの方のご支援によるものと心から御礼申し上げます。
「残念ながらお祭りに行けなかった!」「またあの光景を見たい!」という方のために、2回に渡ってハイライトをお届けいたします!

①大原神社に掲げられる『綾傘鉾』の提灯

7月14日~16日にかけては、毎日9時頃から鉾建てが、そして10時頃からは大原神社および大原神社横ガレージで授与品の授与を行っていました。また夕方からは佛教大学の学生さんもボランティアとして加わり、鉾横のラチにて授与品の授与を行いました。
どの日も雨の心配があったため、鉾には合羽がかけられる形となり残念でしたが、お天気には勝てません。そんな中でも、多くの方に足を運んでいただきました。

②晴れでも雨に備えて、綾傘鉾

また、テレビの生中継によりご自宅からも綾傘鉾をお楽しみいただけただけでなく、町内では朱三六斎キッズ、綾傘音頭の披露など、各種イベントも大変盛り上がりました。

③テレビ生中継に挑む、棒振りと巡柱
④朱三六斎キッズの皆さん (活躍はフォトギャラリーにてご覧頂けます)
⑤綾傘音頭披露!

今年は3年振りの本格的な鉾町でのお囃子披露ということもあり、囃子方一同、公演にも熱が入りました。

⑥祇園囃子
⑦祇園囃子

かねてからお伝えしていたように、歴史を超えて令和の時代に蘇ったお囃子「風流囃子」は、今年初披露となり大変注目を集めました。

⑧巡行用の傘が雅に登場!
⑨躍動!令和に蘇った『風流囃子』

日が暮れると駒形提灯に灯され、より一層宵山らしい光景になります。
16日には日和神楽があり、翌日の巡行が晴天となるよう祈念しお囃子を奉納しました。

⑩いざ、日和神楽へ
⑪宵山の街を行く駒形提灯

3日間という期間はあっという間の時間でした。お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました!

次回は「山鉾巡行編」です!お楽しみに!!


【写真提供者一覧📸】
①~⑤、⑧、⑩、⑪:岡田 昌朗(綾傘鉾囃子方)
⑥:菊約様 (ご観覧者様)
⑦:千種様 (ご観覧者様)
⑨:匿名希望(ご観覧者様)
本記事作成にあたり写真をご提供頂いた皆様、ありがとうございました。


粽完売のお知らせ

綾傘鉾保存会での2022年授与分の粽は完売しました。
多数のご購入、誠にありがとうございました。
なお、残りわずかな時間ではございますが、その他授与品を引き続き授与しております。


「風流囃子」を読売新聞社に取材して頂きました。

7月1日(金)に当ホームページでご紹介しました「風流囃子(ふりゅうばやし)」について、読売新聞社に取り上げていただきました。

綾傘鉾にとって欠かすことのできないお囃子が、歴史を超えてこの令和の時代に蘇ったことは非常に感慨深く、より多くの方にご覧いただければと思います。

なお、WEBでは以下のリンクから記事をご覧いただけます。

<祇園祭2022>風流囃子 疫病退散願う
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20220715-OYTNT50147/

また、本日も「風流囃子」の公演がありますので、ぜひ直接ご観覧いただきお楽しみください!

【参考】7月1日(金) お知らせ「数百年ぶりの形で令和に蘇る!!」