綾傘鉾からのお知らせ

お知らせ

2023年後援会へのご入会について

日頃より綾傘鉾保存会へのご支援をいただきありがとうございます。

昨年後援会にご入会いただいた会員様には、2月下旬頃に今年の「入会申込書」と「年会費送金通知書」共用の振込用紙を郵送いたします。
今年も引き続きのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、7月17日の山鉾巡行での綾傘鉾後援会特別観覧席のチケットは、価格改定のため、2023年は1枚4,100円(税込)でお求めいただけます。

また、後援会に新規入会をご希望の方は、WEBまたはメールにてお申し込みください。
(WEBの方はこちらからお申し込みいただけます。メールの方はinfo*ayakasahoko.or.jpまでお問い合わせください。)
【注意】*を@に置き換えてください

綾傘鉾保存会後援会の詳細はこちらのページも合わせてご覧ください。


綾傘鉾の舞台裏をご紹介します~大掃除編~

綾傘鉾の舞台裏シリーズの第3弾は大掃除です。
2022年も残すところあとわずか。12月29日(木)に会所及び大原神社の大掃除を行いました。

①神社は本殿、拝殿を掃除しました
②新しい榊に交換です

年末の多忙な時期にもかかわらず、若手を中心に集まってくれた保存会メンバーたち。
祇園祭での奉仕や、いつも保存会運営のために使用している会所と大原神社への感謝の気持ちを込めて、徹底的に掃除しました。
榊の交換も完了して、すっかりお正月を迎える準備が整いました。
きっと神様も喜んでくださることでしょう。

③普段見慣れないものを近くで見ると新鮮です

今回の記事で2022年の更新は終了となります。
今年一年も、綾傘鉾保存会への多大なるご支援をいただきありがとうございました。
来年も綾傘鉾の魅力や裏側を、可能な限りお伝えしていきますので、ぜひ1年を通じてお楽しみいただければと思います。
どうぞ良いお年をお迎えください!

【写真提供者一覧 📸】
①~③:濱田 時実(綾傘鉾保存会)


2022年11月23日 お迎え提灯 奉納囃子の様子

3年ぶりの山鉾巡行挙行となった2022年の夏、綾傘鉾囃子方にはやり残したことがありました。

①四条御旅所

お迎え提灯
 
今年は綾傘鉾の当番でしたが、夏の間の開催は中止となっていたのです。
 
それから数か月後・・・
秋となり、11月中賑々しく開催されてきた「八坂神社 本殿国宝奉祝行事」
その最終日において氏子崇敬者の皆様が「提灯行列」をされることになり、綾傘鉾囃子方が「お迎え提灯」として奉納囃子を担当することになったのです!
 
ひと月を通じて様々な伝統芸能を挙げてのお祝いに素戔嗚尊も大変お喜びになられたのでしょうか。当日は雨天とはなりましたが、足を止めて奉納を観てくださる方もいて演奏にも力が入りました。

②四条御旅所での奉納の様子

クリスマスの曲も聴こえ始める四条の街、霜月の御旅所でお囃子を奉納させて頂けたことは囃子方にとって貴重な機会でした!

③四条御旅所での奉納の様子 (笛方、太鼓方)
④四条御旅所での奉納の様子(太鼓方)
⑤四条御旅所での奉納の様子(鉦方)

そして、おそらくは今年最後の祇園囃子公演。
ご観覧にお越し頂いた皆様、ありがとうございました!

【写真提供者一覧】📸
①、③:濱田 時実(綾傘鉾保存会)
②、④、⑤:奥山 京助(綾傘鉾保存会関係者)


八坂神社にて奉納囃子を行いました

八坂神社本殿が国宝に指定され、その奉祝行事の一つとして 11月6日(日)に祇園祭の前祭と後祭に登場する14の山鉾が奉納囃子を行いました。
当日はこれ以上ないほどの晴天に恵まれ、奉納囃子で御祝いする絶好の日和となりました。
現在の祇園祭に於いて前祭と後祭の囃子方が一堂に会することは、滅多にないため非常に貴重な機会でもあります。
大勢の方々に見守っていただく中、綾傘鉾囃子方は祇園囃子と棒振ばやしを奉納させて頂きました。

①祇園囃子(本殿に向かって奉納)
②祇園囃子(太鼓方)
③祇園囃子(舞殿左側)
④祇園囃子(舞殿右側)
⑤祇園囃子(鉦方)
⑥祇園囃子(笛方)
⑦棒振ばやし
⑧棒振ばやし
⑨棒振ばやし
⑩棒振ばやし
⑪棒振ばやし
祇園囃子を動画でご覧いただけます。

八坂神社と祇園祭の末永い発展を祈念して、お囃子を奉納させて頂けたことを大変光栄に思います!

【写真提供者一覧】📸
①、②、⑦、⑧、⑨、⑩、⑪:三宅 徹さん(写真家)
③、④、⑤、⑥:濱田 時実(綾傘鉾保存会)


綾傘鉾でつながるご縁

綾傘鉾には厄除け・縁結びのご利益があり、毎年多くの方と良いありがたいご縁が生まれています。そこで「綾傘鉾でつながるご縁」と題して、綾傘鉾で生まれたご縁の中から、稚児のご父君のご活躍をご紹介します。

2016年度の稚児、鶴田心之介君のご父君である鶴田一郎様によります「鶴田一郎 ミューズたちの祈り」が2022年10月15日(土)~12月4日(日)まで、世界文化遺産 京都 醍醐寺で醍醐寺霊宝館秋期特別展として開催されています。

鶴田一郎様は、美人画の第一人者としても知られ、1987年~11年間ノエビア化粧品広告に起用されるなど、国内外問わずに幅広く活躍なさっています。
また、開催場所となっている世界文化遺産 京都 醍醐寺の執行・統括本部長でいらっしゃる仲田順英様は、2012年度の稚児、仲田順行君のご父君でいらっしゃいます。

今年度の醍醐寺霊宝館秋期特別展では、鶴田画伯の絵画130点以上や今回の特別展のために描かれた大作3点に加え、醍醐寺所蔵の快慶作の仏像、弥勒菩薩坐像(三宝院本尊)、水晶宝龕入り木造阿弥陀如来像、不動明王坐像が公開されております。
いずれも、普段はなかなか目にすることができない大変貴重なものです。
また、鶴田画伯と仲田執行・統括本部長との特別対談も11月19日(土)14時~14時45分に開催予定となっております。

詳しくは醍醐寺の公式ホームページにも掲載されておりますので、この機会にぜひ醍醐寺霊宝館秋期特別展をお楽しみください 。
【醍醐寺霊宝館秋期特別展】
https://www.daigoji.or.jp/event_autumn2022/

なお、綾傘鉾の稚児については綾傘鉾保存会公式ホームページでも詳しくご紹介しております。こちらも合わせてご覧ください。
【綾傘鉾保存会稚児】
https://ayakasahoko.or.jp/chigo/

2022年度稚児の6名