綾傘鉾からのお知らせ

お知らせ

2025年7月2日 くじ取り式が行われました

7月2日(水)、京都市役所・市会議場で7月17日(木)に行われる今年の山鉾巡行の巡行順を決めるくじ取り式が行われました。
くじ取り式は、室町時代の応仁の乱の後、巡行順をめぐる争いを避けるために始まったといわれています。

くじ取りの結果、綾傘鉾は昨年に続き「傘鉾壱番」全体では7番目で巡行することが決定いたしました。

なお、前祭の巡行順は以下のとおりとなっております。(数字は算用数字で表記しています)

2025年山鉾巡行順番(前祭)綾傘鉾保存会 作成版
傘鉾1番のくじを引き当てました!

【写真提供】岡本 将(綾傘鉾保存会)


2025年7月1日 吉符入りの儀を執り行いました

7月1日、大原神社内にて、綾傘鉾保存会・囃子方保存会関係者、善長寺町内の皆様が集まり、吉符入りの儀が執り行われ、祭りが始まりました。

晴天の中、八坂神社神職による祝詞奏上や保存会関係者による玉串奉奠などの神事が行われ、無事に吉符入りの儀が終了しました。

祇園祭は7月1日の吉符入りに始まり、7月31日までの疫神社夏越祭までの1ヶ月間、稚児社参や山鉾巡行など様々な神事・行事が執り行われます。

本年も粛々と神事へのご奉仕をしてまいります。

①吉符入りの様子
②神社前に提灯が飾られました

【写真提供】

①:奥山 裕之(綾傘鉾保存会)
②:岡本 将(綾傘鉾保存会)


2025年6月29日 粽入れを行いました

綾傘鉾保存会では、2025年6月29日(日)に鉾町である善長寺町内におきまして、今年授与する厄除け粽作りを行いました。
今年も保存会・町内の方々に加えて、佛教大学・京都華頂大学・華頂短期大学・立命館大学の学生さんにも、ボランティアとしてお手伝いしていただけました。
各大学の関係者の皆さまには心より御礼申し上げます。

保存会関係者の指導のもと、御札の貼り付けや袋詰めなど、今年授与する粽4,500本を作成しました。なお、作成した厄除け粽は、7月1日の吉符入りで八坂神社神職によるお祓いを受け、7月12日(土)より授与する予定となっています。
※授与期間については、後日お知らせいたします。

①理事長からの挨拶をもって作業を開始しました。
②保存会の若手メンバーから作り方の指導を受けました。
③粽に御札を丁寧に貼り付けます。
④袋詰め作業の様子です。丁寧に折りたたむコツを掴むまで難しく感じたかもしれません。
⑤検品をして不良品がないかを確認しています。

また、吉符入りを前に神社前提灯の組み立てや、今年の正使・副使による山鉾巡行当日の所作の練習も行われました。

⑥神社前提灯を飾る準備も進めました。
⑦保存会役員から正使の所作について指導を受けながらの練習です。
⑧副使の所作も正使と同様、指導を受けながら練習しました。

【写真提供📸】
①~⑤・⑦~⑧:野村 彩也香(綾傘鉾後援会)
⑥:濱田 時実(綾傘鉾保存会)


2025年6月8日 第6回役員会を行いました

6月8日(日)、第6回役員会が行われました。
今回の役員会では、粽入れや稚児社参の確認、祭り期間中の詳細について話し合われました。

また、役員会の前には後援会にご入会をいただいた会員様への特典である「綾傘鉾オリジナルグッズ」の発送作業を行いました。
なお、「厄除け粽」は7月1日の吉符入りにて御祈祷を受けてからの発送となります。粽をご希望の会員様は今しばらくお待ちください。

※後援会についてはこちらをご参照ください。

①発送作業の様子
②役員会の様子

いよいよ祭りまであと1ヶ月を切りました!無事、祭りを迎えることができるよう頑張ってまいります!

【写真提供】

①・②岡本 将(綾傘鉾保存会)


2025年6月5日京都華頂大学で講義を行いました

2025年6月5日(木)に、京都華頂大学日本文化学科の講義である「総合基礎演習」に理事長の寺田が講師として講義を行いました。

綾傘鉾保存会では、粽入れや宵山中の粽売り、山鉾巡行などで大学生ボランティアにお手伝いをいただいております。
京都華頂大学の学生さんもその一員となっていただいており、ボランティア参加前の事前知識として祇園祭の裏側や綾傘鉾について、この度京都華頂大学ご協力のもと登壇に至りました。

綾傘鉾の粽入れは6月29日(日)を予定しており、同日から学生さんの力がフルに発揮されます。

京都華頂大学:https://www.kyotokacho-u.ac.jp/

【写真提供】
京都華頂大学