- 2022年07月20日
- お知らせ
宵山から山鉾巡行までのハイライトをお届けします!(山鉾巡行編①)
お待たせしました!前回の宵山ハイライトに続いて、山鉾巡行当日のハイライトをお届けします!
前日の日和神楽の効果は抜群!早朝から清々しい青空が広がり、風も涼やか。
山鉾巡行当日は、朝早くから山鉾巡行の準備に取り掛かります。
稚児の化粧部屋のセッティングや、巡行参加者の衣装の運搬など・・・細部に至るまで綿密な準備が欠かせません。
保存会メンバーは連日の疲れも残っていながらも、鉾建てまで手際よく済ませていき、宵山中には見ることのできなかった合羽がない綾傘鉾が姿を現しました!
今年の綾傘鉾は傘鉾弐番、全体の巡行順でいうと15番目です。今年も巡行には佛教大学の学生がボランティアとして参加してくださいました。
各自が衣装に身をまとうと、一気に気が引き締まります!
大原神社にて本殿に参拝をし、巡行への奉仕の誓いと無事を願います。
山鉾巡行は巡行順が7月2日のくじ取り式で決まっているため、出発直後や他の山鉾の辻回しなどで待機時間が発生します。待機時間が長くなる場合には、稚児や棒振り・太鼓方は相引(あいびき)という簡易の椅子に着座しています。
四条烏丸を出発し、四条河原町、河原町御池、新町御池を経由して町内に戻る巡行ルートですが、どの通りを巡行しても見え方が変わるのが魅力的です。
出発後、くじ改めの場では正使が素晴らしい所作で立派に務めてくれました。
その後、棒振り囃子の奉納をし、四条寺町の御旅所で拝礼と再び棒振り囃子の奉納が行われました。
次回は「山鉾巡行編②」です!お楽しみに!!
【写真提供者一覧📸】
①、⑤、⑧:岡田 昌朗(綾傘鉾囃子方)
②~④、⑥、⑦、⑨~⑫:舟田 サトシ(綾傘鉾広報)