綾傘鉾からのお知らせ

お知らせ

綾傘鉾の舞台裏をご紹介します~今年初めての役員会編~

綾傘鉾の舞台裏シリーズ、今回は今年初めての役員会の様子をお届けします。
2023年がスタートし、2ヶ月が経過し、今年の祇園祭の準備に向けて具体的な話が進められています。

昨年は制約が多い中での祭りでしたが、山鉾巡行を含めた諸神事については、ほぼ例年通りの形で奉仕できました。
今年も例年通りの形でできることを祈るばかりです。

そして・・・今年の祭りが始まる頃にこのホームページで、綾傘鉾では初めての試みとなることをお知らせ予定です。
ぜひ、お楽しみになさってください!!

①今回も人数が多くなるためこのような形になりました

役員会終了後は、関係者で後援会員の皆様宛にお送りする「入会申込書」と「年会費送金通知書」の郵送作業を行ないました。
※後援会員の皆様へのお知らせは、こちらの記事もご確認ください。

後援会員の皆様の温かいご支援に心から感謝申し上げます。
作業はお一人お一人に間違いのないよう、心を込めて行ないました。
お手元に届くまで今しばらくお待ち下さい。

②後援会員の皆様へ心を込めて郵送の準備作業をしています

【写真提供】
①岡本将(綾傘鉾保存会)
②濱田時実(綾傘鉾保存会)


2023年2月16日 洛央小学校5年生の皆さんによるプレゼンがありました

2023年2月16日(木)に、洛央小学校5年生の児童の皆さんによる「伝えよう!祇園祭」と題し、祇園祭について調べたりインタビューしたことをもとに、より祇園祭が活性化するための提案が行われました。
このプレゼンは、毎年行われていて恒例となっており、綾傘鉾をはじめとする17の山鉾町を対象としています。

①プレゼンの様子
②プレゼンの様子
③洛央小学校5年生の児童の皆さんが作成してくださったパンフレット
④洛央小学校5年生の児童の皆さんが作成してくださったパンフレット

綾傘鉾保存会からは寺田理事長をはじめとする役員3名が伺い、児童の皆さんが一生懸命調べてインタビューをしたことを踏まえてプレゼンされた内容を拝見しました。
歴史ある祇園祭に、このように興味を持っていただき、また綾傘鉾のことについても知っていただけたことは、大変嬉しいことです。
これをきっかけに、さらに祇園祭に興味を持っていただけることを願ってやみません。

※綾傘鉾がある善長寺町は、洛央小学校の校区に該当します。

【写真提供】
①~②:寺田悦隆(綾傘鉾保存会)
※写真は一部加工しております。


2023年後援会へのご入会について

日頃より綾傘鉾保存会へのご支援をいただきありがとうございます。

昨年後援会にご入会いただいた会員様には、2月下旬頃に今年の「入会申込書」と「年会費送金通知書」共用の振込用紙を郵送いたします。
今年も引き続きのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、7月17日の山鉾巡行での綾傘鉾後援会特別観覧席のチケットは、価格改定のため、2023年は1枚4,100円(税込)でお求めいただけます。

また、後援会に新規入会をご希望の方は、WEBまたはメールにてお申し込みください。
(WEBの方はこちらからお申し込みいただけます。メールの方はinfo*ayakasahoko.or.jpまでお問い合わせください。)
【注意】*を@に置き換えてください

綾傘鉾保存会後援会の詳細はこちらのページも合わせてご覧ください。


綾傘鉾の舞台裏をご紹介します~大掃除編~

綾傘鉾の舞台裏シリーズの第3弾は大掃除です。
2022年も残すところあとわずか。12月29日(木)に会所及び大原神社の大掃除を行いました。

①神社は本殿、拝殿を掃除しました
②新しい榊に交換です

年末の多忙な時期にもかかわらず、若手を中心に集まってくれた保存会メンバーたち。
祇園祭での奉仕や、いつも保存会運営のために使用している会所と大原神社への感謝の気持ちを込めて、徹底的に掃除しました。
榊の交換も完了して、すっかりお正月を迎える準備が整いました。
きっと神様も喜んでくださることでしょう。

③普段見慣れないものを近くで見ると新鮮です

今回の記事で2022年の更新は終了となります。
今年一年も、綾傘鉾保存会への多大なるご支援をいただきありがとうございました。
来年も綾傘鉾の魅力や裏側を、可能な限りお伝えしていきますので、ぜひ1年を通じてお楽しみいただければと思います。
どうぞ良いお年をお迎えください!

【写真提供者一覧 📸】
①~③:濱田 時実(綾傘鉾保存会)


2022年11月30日「風流踊」がユネスコ無形文化遺産に登録されました

先日、各局のニュース番組でも報じられましたが2022年11月30日にユネスコ無形文化遺産に「風流踊(ふりゅうおどり)」が登録されました。
「風流踊」の中には、綾傘鉾囃子方としても活躍中の「壬生六斎念仏講中」が奉仕する「京都の六斎念仏」も含まれています。

①壬生六斎念仏「祇園ばやし」
②壬生六斎念仏「獅子舞」

今年、綾傘鉾囃子方は7月の祇園祭・宵山に於いては「風流囃子(ふりゅうばやし)」また、8月の壬生寺盂蘭盆会では壬生六斎念仏講中として「手毬唄(てまりうた)」をそれぞれ初披露しました。
いずれも鉦・笛・太鼓などの囃子に合わせて舞い踊り、華やかで人目を惹くという「風流」の精神を体現したものです。

③風流囃子(ふりゅうばやし)
【風流囃子(ふりゅうばやし)】
綾傘鉾囃子方が2022年7月14日宵山で初披露。翌15日からは和傘も登場!
洛中洛外図にも描かれた風流拍子物の舞を令和の時代に蘇らせた。
綾傘鉾を代表する「棒振ばやし」では棒振りと巡柱(太鼓方)が舞うが、鉦方・笛方も渾然一体となって舞うのが特徴である。
④手毬唄(てまりうた)
⑤手毬唄(てまりうた)
【手毬唄(てまりうた)】
壬生六斎念仏講中が2022年8月9日の壬生寺盂蘭盆会で初披露。
長唄「京鹿子娘道成寺」より取材された演目。
昭和初期の奉納記録を最後に現代まで長らく休止されていたが、当時の世代の記録と口伝を参考に、現在の講中若手が中心となって復活させた。

綾傘鉾保存会としても、なくてはならない囃子方が奉仕している六斎念仏が、ユネスコ無形文化遺産に登録されたことは大変喜ばしく存じます。

なお、「京都祇園祭の山鉾行事」は平成21年(2009)にユネスコ無形文化遺産に登録されておりますので、囃子方にとっては二度目の登録となります。

今年もお囃子や六斎念仏奉納の全公演を無事に終えることができましたが、来年以降も綾傘鉾保存会・囃子方一同、精一杯活動に取り組んで参ります。
今後とも何卒ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

※六斎念仏については、こちらの記事もご覧ください。
【2022年8月 壬生六斎念仏奉納 ダイジェストをお届けします!】https://ayakasahoko.or.jp/news20220826-1/

【写真提供者一覧📸】
①:濱田 時実(綾傘鉾保存会)
②、⑤:三宅 徹さん(写真家)
③: 匿名希望(ご観覧者様)
④:T.Oさん(囃子方関係者)